42310月26日(土)-10月27日(日)
ブース
市民参加型研究プロジェクト「地球冷却微生物を探せ」(https://dsoil.jp/soil-in-a-bottle/)では、微生物の力で地球温暖化を抑えるため、全国の市民の皆さんと一緒に日本中の土壌を調査しています。この展示では、土壌を分析するための実験器具に触れたり、微生物を顕微鏡で観察したり、これまで得られたデータや研究成果を閲覧したりすることを通して、土壌科学・微生物学・環境科学・情報科学などの色々な科学を体験できます。研究者と直接意見を交わすこともできるので、あなたの疑問や考えをお聞かせください!身近な土を、私たちと一緒に調べてみませんか?
In the citizen science project “Soil in a Bottle”(https://dsoil.jp/soil-in-a-bottle/), we aim to mitigate global warming by harnessing the power of microbes, and we’re collaborating with citizens across Japan to investigate soils nationwide. This exhibition offers hands-on experiences where you can use tools for soil collection and analysis, observe microbes under a microscope, and explore the data and research results we’ve gathered so far. You can also engage directly with researchers, sharing your questions and thoughts. Why not join us in exploring the soil around you? Your soil might help combat global warming!
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構/大学院情報科学研究科 講師
生命科学・情報科学分野の研究をしています。最近は、動物(ヒト・マウスなど)、植物(ダイズ・トマトなど)、環境(土壌・海洋など)に存在する微生物を調べる「メタゲノム」研究に注力しています。サイエンス・コミュニケーションにも強い関心がをあるので、来場者や他の出展者の皆様など、多くの方々と交流できることを楽しみにしています。
東北大学 大学院生命科学研究科 特任助教
スプーン一杯の土壌には数千種類の細菌が100億匹前後存在しています。様々な環境変動に対する土壌細菌叢の頑強性(レジリエンス)、複雑な土壌細菌叢の人工的再構成、土壌環境における有用細菌の長期生残性のメカニズム、等をテーマとしています。これらの研究を通して、複雑なネットワークにおける個々の細菌の振る舞いを理解し、土壌生態系機能の制御を目指します。
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