27-5E1310月27日(日)13:00-14:30
セッション
皆さんは自己修復プラスチックをご存知でしょうか。切り傷が入ったり千切れたりしても、しばらく置いておくだけで傷が消えるプラスチックのことです。もしあなたの生活にこの技術が使われる日が来るとしたら、あなたはどのように活用しますか?今回は自己修復プラスチックを開発した東京大学生産技術研究所の吉江尚子教授をお招きして研究の最前線についてお話いただきます。そして松山桃世准教授が開発したカードゲーム「ひみつの研究道具箱」を用いて、皆さんに社会での新しい活用方法についてのアイデアを出していただきます。一緒に楽しみながら、新しい研究の可能性を研究者に提案しましょう!皆さんのご参加をお待ちしています!!
Have you ever heard of self-healing plastic? It is a plastic that can be cut or shredded, but the damage disappears after just a few moments of being left in place. If this technology were to be used in your daily life, how would you utilize it? We have invited Professor Naoko Yoshie Institute of Industrial Science, the University of Tokyo, who developed the self-healing plastic, to talk about the forefront of her research. Then, using the card game "Secret Gadget Card Game" developed by Associate Professor Momoyo Matsuyama, we will ask participants to come up with ideas for new ways to utilize the plastic in society. Let's have fun together and propose new research possibilities to researchers! We are looking forward to your participation!
「科学とつながり、未来をつくる」ことを目標に実験教室の企画・実施を行っている。アースデイや科学館などへの出展に加え、NITOBEギャザリングパーク、すぎなみサイエンスフェスタなど地域のイベントにも出展し、大人も含めた多数の方に向けて実験教室を企画・開催している。様々な分野の専門家と連携する中で研鑽をつみ、出会う方々に科学を通してより良い未来を考えていただけるよう、日々メンバーで切磋琢磨している。
身近な材料の研究に携わりたくて選んだ、「高分子科学」。丸まった長い分子が伸びたり、折りたたまれたり、結ばれて網目になったりする姿を想像しながら実験を重ね、ついに望み通りの材料が完成した時の達成感にはまっている。博士(工学)。
生物系研究者として10年過ごした後、日本科学未来館の科学コミュニケーターに。東日本大震災を経験し、研究者に人々の意見やアイデアを伝える場づくりに興味を持つ。 現在、最先端技術で課題を解決するアイデアを競うカードゲームを開発中。博士(理学)。
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